人材マネジメントとは?

人材マネジメントって?

人材マネジメントとは企業の理念・経営目標を達成するために、人材を活用する仕組みと作ることを言います。 具体的には、採用制度、教育制度、評価制度、報酬制度などがあり、導入される取り組みは対個人と組織の両方です。

んー、わかりづらい。
つまり…

会社を大きくするためには稼がなきゃいけない、でもそのためには優秀な人が集まらなきゃ無理。
そこにフォーカスした動きをすることが人材マネジメントです。

優秀な人って?

優秀な人材の定義とは何でしょうか。
簡単に言えば
1.言われたことを守れる人
2.独自で考えることができる人
3.向上心を行動に変えることができる人

1.言われたことを守れる人

どこの会社にもルールはあります。
ルールとは何か意味や意図があり施されたもので、ないがしろにして良いものではありません。
そのルールを守れない、何日か経ったらルールを度外視してしまう。
社会人でこんな人はあまり見かけませんが、この基本ができない人は優秀な人材とは程遠いと言えるでしょう。
クビ対象にされても文句は言えませんね。

2.独自で考えることができる人

言われたことを守るというのは大前提ですが、その上で独自で考えることができる人は重宝されます。
例えば、営業に行った際マニュアル通りに話したところ何度やってもうまくいかなかったとします。
その時あなたならどうしますか?
ひたすらに頑張る?上司にうまくいかないと相談する?
優秀な人材はどちらもしません。
経験則から良くないと思ったところをまとめマニュアルを作り直し、上司に提案します。
このように、独自で考えることができる人は会社にとってなくてはならない存在となるのです。

3.向上心を行動に変えることができる人

向上心を持つことは自分のスキルアップ・会社の成長に欠かせません。
しかし、大抵の人は向上心と夢想を履き違えています。
プログラミングができるようになったらなぁ
もっと給料上がらないかなぁ
これはただの夢想です。向上心ではありません。

プログラミングができるようになりたい→オンラインスクールや独学で勉強する
もっと給料を上げてほしい→会社に取って必要な人材になれるよう他者が真似できないスキルを身につける
これが向上心を行動に変える、つまりはそこまで(行動まで)含めて向上心ということです。

人材マネジメントは何をすればいいの?

端的に言えば
“優秀な人材を会社に揃える”ために動きます。

やることとして
1.評価
2.教育
3.管理
4.調達
この4つが主な仕事内容となります。

1.評価

優秀な人材を育てるためにはその人をやる気にさせなければなりません。
会社に良い結果をもたらした・良い動きをした時には褒める。
逆に会社にマイナスをもたらした・だらけている時には叱る。
この当たり前の2つをきちんと行いましょう。

ここで大事になるのが評価方法です。
つまり、何をもって良し悪しとするのかです。
これは会社により異なります。
評価基準を定め、適正な評価をしてあげることで、人はやる気になり優秀な人材へと育っていきます。

評価は褒める・叱るだけではありません。
昇給・減給、昇格・降格、表彰・リストラなどがあります。

ここでは昇給だ、これは降格だ、ここは表彰してあげようなど、どう評価するかは人材マネジメントを行う人に意見する権利があります。
決定権のある人に相談し、適正な評価でやる気を引き出してあげましょう。

2.教育

最初から優秀な人など存在しません。
誰かの手、もしくは環境によって優秀な人材は育成されていきます。
その仕事をするのも、当然人材マネジメントの一つです。

一番手っ取り早い方法は”背中で見せる”ということ。
自分が優秀な人材となり、それを真似させれば良いのです。

例えば、上司にご飯を奢って貰った時に「ごちそうさまでした。」を言うことは当たり前です。
しかし、誰もこのフレーズを言わなければ、私も言わなくていいのかな?という気にもなってしまいます。
お会計時出そうという意思を見せていますか?
解散した後感謝の連絡は入れていますか?
後日会った時にお礼をしていますか?
これらを1人が皆に見えるようやっていれば必然的に他の人も同じような行動を取ります。

仕事面でも同じです。
1.言われたことを守れる人
2.独自で考えることができる人
3.向上心を行動に変えることができる人
あなたはこれらがしっかりできた人材ですか?
できているのなら他の人もできてきます。
もし、自分はできているのに他の人がやっていないようなら、もっと周りに認知してもらえるように動きましょう。
大抵の人はあなたと同じようなことをやってくれます。

3.管理

人材マネジメントで一番大事になってくる業務といっても過言ではないのが人材の管理です。

腕立て伏せやっといて〜と上司に言われたとして、上司がその場から1時間消えたとします。
あなたは本当に素直に腕立て伏せをやり続けますか?

腕立て伏せっておい笑
そりゃサボるわ笑
と思ったあなた
大前提、仕事とは面倒で大変なものです。
腕立て伏せも仕事も変わりません。

そう、あなたが思ったように大抵の人はこの状況になればサボるものなのです。

日々メンバーと向き合い、何をしたか、何をしたいか、感じていることはないか等、誰よりも密に連絡を取りその人に寄り添ってあげることが重要です。
ただコミュニケーションを取るだけでなく、フレームワークを利用しながら会社の成長に繋がる人材マネジメントをしなければ意味がありません。

4.調達

時には外部から人材を取り入れることも大事になってきます。
モバイルアプリを作りたいけど作れる人がいない、こういったシーンで、毎回自分たちだけでスキルを1から身につけていくことはそう簡単ではありません。
そんな時は、外部から人材を取り入れることも視野に入れなくてはなりません。

・社員(バイト)を雇う
・アウトソーシングに頼る

この2パターンを意識し、こんな人材がほしい!こんなことがやりたい!となった時に即実行できる環境を作っておくことも人材マネジメントの仕事となります。

日々が大事

いかがだったでしょうか。
思っていた感じとは違っていましたか?
ここで書いたように、人材マネジメントとは日々やることが盛り沢山。
今後、使えるフレームワークをたくさん習得し、会社と共にあなたがスキルアップをすることを期待しています!