ロジックツリーを利用してどんなことができる?
ロジックツリーを利用すれば、問題の要因を深堀にし、その課題を達成するための具体的な手法を浮き彫りにすることができます。
そんな夢のようなフレームワークを図解を交えて理解していきましょう。
1.本当の課題へ辿り着く
「Why?(なぜ)」を繰り返してより具体的にしていくことで、より本質的な課題をあぶり出します。
例えば、「りんごの売上低下」の原因を特定したいときは下記のような形になります。
2.課題の解決策を列挙する
「How?(どうやって)」を繰り返してより具体的にすることで、解決のための手法をあぶり出します。
この解決のための手法にはコストがかかる場合もあります。
そんな際は、ミーティングを踏まえてクリアするべき課題かを考慮した上で行動に移しましょう。
3.WhyとHowをしっかり使えるようにする
課題のあぶり出しをする際によく陥ってしまうミスがあります。それは、イコールを繰り返しているだけで掘り進めた気になってしまうということです。
例えば先ほどのリンゴの例を取ると
リンゴの売上が低下している→昨年比で50%程になっている→お客様の足取りも客単価も減少している
これは全てイコールですよね。
これではロジックツリーになりません。
「Why?」を繰り返すことが重要です。
課題解決の際によくあるミスは、逆走してしまうということです。
店舗でPRする→あらゆるところにポップを置くことでお客様の目に入る→客単価が上がる→売上が上がる
これは逆走しています。
課題解決の具体案ではないということです。
大事なのは解決策を具体的に出すことであり、こうなればこうなるという結果を予測するものではありません。
以上を意識し、ロジックツリーを上手に利用して会社から課題を取り除きましょう。