ITって何?
ビジネスでいうところのITとは
コンピューターとネットワークを利用した技術のことを言います。
世の中の様々な場面において、伝統的なやり方(レガシー)をコンピューターとネットワークに変えていく行為ということです。
わかりやすく例を出すと
経理関係のものを手書きで帳簿をつけていた→パソコンで行う
わざわざ手書きからパソコンでやる意味ってあるの?と思いがちですが、よく考えるとメリットがたくさん隠れています。
まず、手書きで帳簿をつけていた場合、その書類を無くしてしまったらまた1からやり直しになってしまいます。
また、パソコンで行うことでデータを簡単に集計することが可能となり時短に繋がり、それを共有することでメンバーが見たい時にすぐに見ることが可能になります。
もう少し発展したことで例えると
学校で、黒板の代わりに電子ボードを使い先生が板書した内容がそのまま生徒のタブレット端末に送られる。
これもITがもたらした利便性、ビジネスの拡張と言えるでしょう。
IT部門に求められるもの
結論から言うと
ビジネスをIT化し、更なる利便性と発展を社内・社外にもたらすことです。
そのためには下記3スタップが必要になります。
1.現状を正確に理解する
2.問題・改良点をピックアップしITとして解決・発展できないか検討する
3.継続的実行をする
では詳しくこの3点を見ていきましょう。
1.現状を正確に理解する
IT化を計り会社を成長させていかなければならないということは、現状を正しく把握する必要があるということです。
具体的には
社内→どう働いているか業務の詳細を細かく把握
社外→サービスの内容とサービスフローを細かく把握
を行う必要があります。
2.ITとして解決と発展
現状を把握できたら問題点や、こうなればもっと良くなるのに、という案をピックアップしてみましょう。
ここで大事なのは、実現可能かどうかで考えないことです。
シンプルに、問題と改良点をピックアップすれば良いだけです。
そのピックアップをもとに、解決・改良が→可能、現状不可能、現実的に不可能
この3つに分類しましょう。
その上で、解決・改良が可能なものはすぐに実行を、現状不可能なものはどうすれば可能になるかを書き出しそれを実行、現実的に不可能なものはなぜ不可能なのか理由を明白にさせ上司に相談しましょう。
3.継続的実行をする
いざ実行、IT化をして会社に発展を!
と意気込むのは良いのですが、単発的に考えてはいけません。
何かを実行するということは、その管理運営までしなければならないということです。
作ったら終わり、小学生の工作のような無駄に物を作って作ったら終わりという考えはやめましょう。
具体的な事例を見てみよう
ここまでが理解できたら、次は具体的な事例、行動を少し覗いてみましょう!
IT部 Aさんの一日
9:00 出社
Aさん「よし、まずは今日のタスクを確認してタスクばらしから始めよう」
10:00 マスト業務
Aさん「まずはやらなきゃいけないことさきやっちゃおう。えーと、Aサイト記事作成と、Bサイトのパトロールか」
12:00 昼食休憩
Aさん「午後はCサイトをお客様目線で見てみるタスクがあるな、今のうちにちょっと見ておくか」
13:00 Cサイトをお客様目線で見てみる
Aさん「んー、これだとUI/UXを考えられてない作りになってるなぁ、明日から作り直しだ」
14:00 各プロジェクトの現状を把握
Aさん「スタッフとのやり取り、bot作っちゃえば楽だな、よし明日から作ろう」
15:00 ミーティング
Aさん「今から上司とミーティングだ。アジェンダは用意OK。やべ!先週次のMTGまでにBサイトのサイトマップ用意するよう言われてたんだった!」
16:00 マスト業務
Aさん「終わらなかったマスト業務をやる時間か、あー記事作成面倒だなぁ…」
17:00 退社?
Aさん「よーし今日のやったことをまとめて、明日のタスク用意もOK。かえ…れない!?Bさんのタスク手伝う約束してたわ…」
大体IT部門の仕事の流れがわかってきましたか?
あなたもIT部として会社の成長を支えながら、スキルアップを目指しましょう!